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安全に中国を楽しむために知っておきたい知識など!
そもそも犯罪が起きていない国というものはありません。中国旅行だけに限られた注意点ではなく、海外旅行はもちろんのこと、日本でも充分に起こり得るものであるという認識を最初に持っておくべきでしょう。中国も大都市と呼ばれている北京や上海などのエリアでは、心配しなければならないような治安の乱れが横行しているということはありません。あまり神経質になり過ぎると、そもそも旅行なんてしなければ良かったと思えるくらいに気疲れしてしまうものです。警戒することは大切なことですが、まずはリラックスして必要最低限の対策から手を付けていくようにしましょう。細やかな防犯対策については、後のコーナーでご紹介しているのでそちらをご覧いただくことにして、ここでは中国の抱えている事情などを中心にご紹介してみたいと思います。
日本でも出稼ぎという言葉がありますが、それは中国でも変わりません。都市部には地方から稼ぐために移住してくる人口が多く、総人口のうち15%以上が移住などをしているという統計データがあるようです。首都である北京はもちろんのこと、産業の中心地である上海や、成都市、深せん市、太原市などに移住する人口が集中しているという話です。このデータだけで中国の治安を語ることは出来ませんが、戸籍制度の上では移住者は明確に区別されていることもあり、それが差別の原因になっているという風潮が見られます。出稼ぎと言っても安い給料で労働を強いられたり、子供も思うように進学が出来なかったりという事情があり、犯罪へ走ってしまうケースが後を絶たないという構図が垣間見えます。これは日本とは人口の規模が異なるからこそ起こっている結果論のようなものであり、人口へ対する犯罪者の比率で較べてみれば、実は日本の方が犯罪の件数が多いというデータがあることも充分に理解しておきましょう。つまり、中国旅行で治安を必要以上に気にする以前に、日本の治安も決して良いとは言えない事情を知っておくべきなのです。
ちょっと暗い話になってしまいましたが、難しいことを抜きにして中国旅行を安全に楽しみたいという場合は、浙江省エリア・杭州がベストな目的地と言えるでしょう。海外の有名ブランドの店舗も多く、その住民の性格も穏やかなものがあると評価されています。反対に最も注意するべきエリアは広東省・東莞と言われています。中国人も用心して出向くエリアですから、旅行のビギナーは避けておくのが無難かも知れません。

